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激しい眠りと灰色の猿、16の次の数は41?

金さるでございます。

”金の猿”と名乗っていることもあり……
村上作品におさるさんが出てくると、ビビッと反応してしまいます。

そんなわけで、今日は昨日の続き。
『ダンス・ダンス・ダンス』に出てくる、灰色の猿・PART2であります。

神経が高ぶって眠れなかったとき。
眠りに落ちた瞬間、灰色猿が出てきて頭の後ろを叩いたのが、昨日のお話し。

では、頭を叩かれると一体どうなるのか?

深い眠りに落ちた、該当箇所をどーぞ。

それはハードでタイトな眠りだった。

真っ暗で何も見えなかった。BGMもなかった。

『ムーン・リヴァー』も『恋は水色』もなかった。

シンプルで飾りのない眠りだった。

「16の次の数は?」と誰かが訊いた。

「41」と僕は答えた。

「眠ってる」と灰色猿が言った。

そう、僕は眠っている。

固い固い鉄球の中で僕は体をくるりと丸めてリスのように深く眠っている。


   村上春樹 『 ダンス・ダンス・ダンス 上 』
     講談社 より引用


むむ、恐るべき灰色猿。
16の次が、41と答えてしまうとは……

灰色猿に頭を叩かれると、こんなに昏睡してしまうんですね。

神経が高ぶって眠れないときは……
灰色猿に注意しないとですね。

あと、泥酔したときとかも(笑)

というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



固い鉄球の中で、体を丸めて眠ること。
どんな眠りになるか、想像してみよう。

  
さあ、宿題忘れずに。
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村上春樹作品を読んで、聞きたくなるCD Vol.4(フリオ・イグレシアス

金さるでございます。

村上作品を読んで、聴きたくなるCDの特集。
今日は、こんな観点から攻めてみましょう。

そう、フリオ・イグレシアスであります(^^♪



「ナタリー♪」という歌が、有名ですね。

フリオといえば、村上春樹さんにとってはお気に入りではない歌手。
でも、村上さんのエッセイを読んだり、海亀だかなんかが「フリオが苦手」なんて短編を読むと。。

妙に聴きたくなるのは、金さるだけ?

そういえば、こないだのTUTAYAの半額セールのとき。
これを機に、フリオのアルバムを借りようと思ってたのに。

すっかり、忘れてました。
会社の近くでやってた、100円セールのときも借り忘れちゃいました(^^ゞ

「村上」ファンとしては、買うのでなく借りないとだめですね。。
今度、リベンジしてみます。

ナタリー♪

というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



あなたはフリオのどこが好きか?
または、どこが嫌いか?
考えてみよう。

  
さあ、宿題忘れずに。
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日記・コラム・つぶやき | | Comments (2) | TrackBack (2)

本や映画の興味が偏るのは、いいこと? 悪いこと?

金さるでございます。

今日は久し振りに、『少年カフカ』に出てる村上さんのコメントを書いてみます。

「小説は村上春樹ほか、数人の著者しか読まない」
「ひとにすすめられたものは、興味が持てない」
ことに疑問を感じた方が、これでいいのか、村上さんに尋ねてます。

以下は、村上さんの返答です。

自分で気に入ったものを自分の好きなように堪能しているということで、 べつにいいだろうと僕は思うんです。

たとえば極端な例をとれば、一年に百本の映画を見た人と、一年にフェリーニの「道」を百回繰り返してみた人と、
どっちが人間が深くなったかっていうと、それはわかんないですよね。

僕はどちらかというと、あとの人の方に人間的には興味を持つような気がします。


  村上春樹 編集長 『少年カフカ』
   Reply to 600 (新潮社)
    より引用


むむ、さすが村上さん。
例えがわかりやすい。

数の面で100本の映画を見ることも大切だし、
100回見るという質の面も大事。

確か、中谷彰宏さんがこのようなことをおっしゃてました。
     ↓↓
「100回読みたい本に出会うため、たくさんの本を読む」


金さるも、百回同じ本を読んだことはないんですが。。

ノルウェイの森』100回読破した人、
『少年カフカ』でメールありましたよね。

金さるも、見習わないと♪

というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



あなたは100冊の本を読むタイプですか。
それとも、100回派?
どっちさます?

  
さあ、宿題忘れずに。
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書籍・雑誌 | | Comments (2) | TrackBack (5)

ノルウェイの森とフォークナー、八月の光。

金さるでございます。

ここ数回、続けてお送りしている「村上春樹とフォークナー」特集。

今日は、いちばんわれわれの多くが読んだ、『ノルウェイの森』から。
そう、『ノルウェイの森』にも、フォークナー作品が出てくるんですよ。

一体、どんなシーンで出てきたのか?
それは亡くなった緑の父親を回想すると……

では、見てみましょう。

そんな風に緑の父親のことを考えているとだんだんやるせない気持になってきたので、僕は早めに屋上の洗濯ものをとりこんで新宿に出て街を歩いて時間をつぶすことにした。


混雑した日曜日の街は僕をホッとさせてくれた。


僕は通勤電車みたいに混みあった紀伊国屋書店でフォークナーの『八月の光』を買い、なるべく音の大きそうなジャズ喫茶に入ってオーネット・コールマンだのパド・パウエルだののレコードを聴きながら熱くて濃くてまずいコーヒーを飲み、買ったばかりの本を読んだ。


  村上春樹 『 ノルウェイの森 下 』
    講談社 より引用

『ノルウェイの森』に出てきていたので、『八月の光』、作品名だけは覚えてました。
この作品名が頭の片隅に残っている方、多いのでは?

金さるも、『ノルウェイの森』に出てくるというだけで、
フォークナーデビューは『八月の光』と決めてます♪



ただ読むのは、早くても来年ですけどね。。

というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



村上春樹さんがフォークナーについて、書いたり語っているものはあるか?
調べてみよう。

  
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『納屋を焼く』にも出てくる、フォークナー短編集。

金さるでございます。

ここ数日、村上作品とフォークナーについて書いてますが。。
今日もフォークナーネタで攻めます。

こんな短編にも、フォークナーの名前が出てました。
そう、『納屋を焼く』にです。

主人公が知人の女性とその恋人(納屋を焼く男性)を迎えに、空港で時間を潰しているとき。
読んでいたのが、フォークナーの短編集。

では、該当箇所をご覧ください。


飛行機が着くと―――飛行機は悪天候のために実に四時間も遅れて、そのあいだ僕はコーヒールームでフォークナーの短編集を読んでいた―――二人が腕を組んでゲートから出てきた。


 村上春樹 
   『蛍・納屋を焼く・その他の短編』
    新潮文庫 より引用


むむ、こんなところにもフォークナーが出てきていたとは!

これは知る人ぞ知るフォークナーファンをにやりとさせるために、出てきたような気もします。
『納屋を焼く』は、『Barn Burning』を意識して書いていることを、明らかにするために。。

ここまで村上作品にフォークナーが出てきたとなると。
『Barn Burning』を読みたくなってきた、金さるです。


というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



村上春樹の『納屋を焼く』。
10日以内に、読んでみよう。

  
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村上春樹とフォークナーの『Burn Burning』

金さるでございます。

昨日の記事に、フォークナーの作品が出てきましたので。
今日もフォークナーについて。

といっても、実は金さるはフォークナー作品は未読 (^^ゞ
なので、書けることは作品についてではありません。

ご存知の方も多いと思いますが。
こんな作品が関連しているということで。



上の本をクリックして、中の作品見てみると……
こんな作品が出てきます。
   ↓↓
『Barn Burning』

そう、まさに『納屋を焼く』。

村上春樹さんもフォークナーをリスペクトして?、
同じタイトルの作品を書いたのでしょうか。

村上さんの短編は内容わかるけど、
フォークナーのはどんな内容なんですかね?

この『barn burning』は、すぐに読みたいものではないんですが。
いつかの読書リストのなかに入っている作品です。

誰か、フォークナーファンの方、いません?
内容や感想教えてくださいませ m(__)m


というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



『ノルウェイの森』に出てくるフォークナー作品は何か?
思い出してみよう!

  
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村上作品に出てくる、読書する人々 ( 神経がくたびれたときに読む本) VOL.15

金さるでございます。

村上作品に出てくる、読書関係ネタ特集。
思いもよらず、長い回数になってしまいましたが。。

続けて書いてみます。


今日は、神経がある種のくたびれかたをしているときに読む本について。

本なんか読まないで、ホットミルクでも飲んで寝たほうがいいのにと、
金さるは思いますが。。

一体その本、どんなシーンででてくるのでしょうか?

それは、『ダンス・ダンス・ダンス』で、僕とユキが初めて会話したとき。
会話が噛み合わず、僕が疲れたときに出てきます。

では、該当箇所をどうぞ。

そして新聞を読んでしまうと、フォークナーの『響きと怒り』の文庫本をバッグから出して読んだ。


フォークナーとフィリップ・K・ディックの小説は神経がある種のくたびれかたをしているときに読むと、とても上手く理解できる。

僕はそういう時期がくるとかならずどちらかの小説を読むことにしている。

  村上春樹  『 ダンス・ダンス・ダンス 上 』
    講談社 より引用

なるほど!
疲れたときに、あえてこれらの小説を読むわけですね。

疲れてるときに元気が出る本とか、落ち込んでるときに読みたい本、
なんてものはありますが。。

神経がくたびれたときに読むと、上手に理解できる本……
不思議な本だと思いません?



金さるも、くたびれたときに読んでみようかな。

というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



神経がくたびれたときに、理解できそうな本のベスト3。
選んでみよう!

  
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レストランでワインを舐めながら、本を読む。。

金さるでございます。

シリーズで続けてきた、村上作品に出てくる読書シーン。

今日は趣向を変えて、村上さんのエッセイからご紹介します。

本は家、電車、喫茶店で読むことが多い金さるですが。。
村上さんは、こんなところで読んでいたみたいですよ。

では、どうぞ。

町で本を読みたいと思ったときは、なんといっても午後のレストランがいちばんだ。

静かで、明るくて、すいていて、椅子の座り心地が良い店をひとつ確保しておく。

ワインと軽い前菜だけでも嫌な顔をしない親切な店が良い。

町に出て時間が余ったら書店で本を一冊買い、その店に入ってちびちびと白いワインを舐めながらページを繰る。

こういうのってすごく贅沢で気分の良いものである。

チェーホフなんか読んでいると、情景的にすごく似合いそうである。


 
  『ランゲルハンス島の午後』
    村上春樹・安西水丸
     新潮文庫より引用

なるほど、午後のレストランですか。
平日の14時過ぎくらいなら、落ち着きそう。

金さるは喫茶店でなら本をよく読むけど、レストランはなかったな。
一人では入ったこともないし。。

おそらく、村上さん。
青山のおしゃれなレストランで本を読み耽ってたんでしょうね。

もしかして、こじんまりとした落ち着いたレストランなら、読書もはかどるのかも。
ワインなんか飲んじゃうと、読書どこじゃなくなっちゃうけど (^^ゞ

こういう素敵な場所が見つかれば、常連さんになっちゃばいいんですね。

ちなみに金さるは、阿佐ヶ谷の名曲喫茶「ヴィオロン」が常連さんですよ♪


というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



あなたの自宅以外の読書空間、どこですか?
教えてくださいね。

  
さあ、宿題忘れずに。
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村上作品に出てくる、読書する人々 ( 好きな本が縁で、友達になる) VOL.14

金さるでございます。

村上作品に出てくる、読書関係ネタ特集。
今日も『ノルウェイの森』の永沢さんで行ってみます。

同じ寮に住む僕と永沢さん。
二人が知り合い、友達になるきっかけは……
この本だったんですね。

では、該当箇所をどうぞ。

ある日僕が食堂の日だまりで日なたぼっこをしながら 『グレート・ギャツビイ』を読んでいると、 となりに座って何を読んでいるのかと訊いた。


『グレート・ギャツビイ』だと僕は言った。

面白いかと彼は訊いた。

通して読むのは三度目だが読みかえせば読みかえすほど面白いと感じる部分がふえてくると僕は答えた。

「『グレート・ギャツビー』を三回読む男なら俺と友だちになれそうだな」と彼は自分に言いきかせるように言った。

そして我々は友だちになった。十月のことだった。


村上春樹 『 ノルウェイの森 上 』
  講談社 より引用

顔見知りの二人が話すきっかけは……
『グレート・ギャツビー』だったんですね。。

それにしても永沢さん、態度が偉そう(笑)。
これが特徴なんですけど。

でも、自分の好きな作家や本を読んでいる人がいたら。
思わず感想を聞きたくなりますよね。

読みかえすほど面白いと答える僕もナイスな返答だし、
友だちになれそうだと自分に言いきかせるのも、これまたいい!

本が好きなもの同士の、知的な会話。
金さるが大好きな箇所のひとつです。



というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



いつの日か、『グレート・ギャツビー』を読んでいる人がいたら……
「面白いか?」と訊いてみよう!

  
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村上作品に出てくる、読書する人々 (ノルウェイの森の永沢さん) VOL.13

金さるでございます。

村上作品に出てくる、読書関係ネタ特集。

以前は、『ノルウェイの森』の僕(ワタナベ)の読書スタイルを紹介しましたが。
このお方のことを書くの、忘れてました。

そう、スーパー・エリート永沢さんです。

東大に行き、かつ自分を高める努力を怠らない永沢さん。
そんな彼は、どんなスタイルで本を読んでいるんでしょうか?

では、該当箇所をどうぞ。
僕が語るシーンから、始まります。

僕は人生の過程で数多くの奇妙な人間と出会い、知り合い、すれちがってきたが、彼くらい奇妙な人間にはお目にかかったことはない。


彼は僕なんかははるかに及ばないくらいの読書家だったが、死後三十年を経ていない作家の本は原則として手にとろうとはしなかった。

そういう本しか俺は信用しない、と彼は言った。


村上春樹 『 ノルウェイの森 上 』
  講談社 より引用

死後三十年を経ない作家の本は読まない……
随分、確固としたスタイルですね。

前に書いた『風の歌を聴け』の僕は、亡くなった作家しかよみませんでしたが。
永沢さんは、さらに死後から“30年”という期間も付いてます。

永沢さんの例は極端だとしても、同じようなスタイルの人っていますよね?

「俺は、絶対新刊は読まない」とか、
「日本の作家だけ読む」など。

ま、人生は短いし、読める本の数も限られます。
だったら、自分の好きなスタイルで読んだほうがいいですね。


あと、話が脱線しますが、僕が「永沢さんほど奇妙な人間はいない」
と言ってます。

でも、でも。

突撃隊がいるでしょう!?

奇妙度では、突撃隊の方が上!
あなたもそう思いませんか?

というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



最近読んだ、死後三十年以上経った作家の本。
どんなのがあるか、思い出してみよう!

  
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村上作品に出てくる、読書する人々 (鼠の読書) VOL.12

金さるでございます。
村上作品に出てくる、読書する人々の特集。

今日も昨日の続きで、同じく『風の歌を聴け』のなかから。

「スポーツ新聞とダイレクト・メール」しか、活字を読まない鼠ですが……
どうやら、本も読み始めたようです。

一体、どんな本を読み始めたんでしょうか?
では、どうぞ♪

僕がジェイズ・バーに入った時、鼠はカウンターに肘を付いて顔をしかめながら、電話帳ほどもあるヘンリー・ジェームズのおそろしく長い小説を読んでいた。

「面白いかい?」

鼠は本から顔を上げて首を横に振った。

「でもね、ずいぶん本を読んだよ。この間あんたと話してからさ、
『私は貧弱な真実より華麗な虚偽を愛する。』
知ってるかい?」

「いや。」


 『風の歌を聴け』  村上春樹 
    講談社文庫より引用

スポーツ新聞からヘンリージェームズとは……すごい飛躍!
なんで、夏目漱石とか芥川龍之介を読まないんでしょうか?
って、大きなお世話かな(^^ゞ

このあと、鼠は小説も書き始めるんです。
まったくすごい変化ですよね。

というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



ヘンリー・ジェームズの代表作はなに?
調べてみよう!

  
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村上作品に出てくる、読書する人々 (亡くなった作家の本を読む) VOL.11

金さるでございます。
村上作品に出てくる、読書する人々を特集の続き。

先日、デビュー作『風の歌を聴け』から“読書はしない”鼠と僕の会話をご紹介しました。
「なぜ本を読む」という鼠の問いに、「なぜビールを飲む?」と答える僕。

ここまでは、前回の記事で書きました。

僕の問いに5分ばかり考えてから、鼠はビールを飲む理由を語ります。

今日はその続きで、再度「本を読む理由」を尋ねるシーンから始まります。

では、どうぞ♪


「何故本ばかり読む?」

僕は鰺(あじ)の最後の一切れをビールと一緒に飲み込んでから皿を片付け、傍に置いた読みかけの「感情教育」を手に取ってパラパラとページを操った。

「フローベルが死んじまった人間だからさ。」

「生きてる作家の本は読まない?」

「生きてる作家になんてなんの価値もないよ。」

「何故?」

「死んだ人間には大抵のことが許せそうな気がするんだな。」

 『風の歌を聴け』  村上春樹 
    講談社文庫より引用

なるほど。
「死んだ人間には大抵のことが許せる……」
あらためて考えてみると、明言ですね。

生きてる人だと、私生活のゴシップが流れたり様々な批評がすぐ入ってきます。
それでガッカリすることもありますね。

死んだ人だと、確かにいろんなことは許せます。
あと、作品もそれ以上増えないので、全てを読んで「良い・悪い」の判断もできますね。

結構、その場で思いついた答えのような気もしたんですが。
なかなか、味わいのあるお言葉です。

それにしても、フローベルとは!
僕もすごい本を読んでますよね~。


というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



フローベルの代表作って、何?
調べてみよう!

  
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村上春樹インタビューも掲載、講談社の『クーリエ・ジャポン』、本日創刊!

金さるでございます。

今朝の通勤電車のなかで。
ふと、車内の広告を見ると、なんと“村上春樹”の文字が!

何かと思って、目を凝らしてみてみると。
なんでも「N.Yタイムズ」のインタビュー記事が、雑誌に出てるらしい。

その雑誌の名前は、『クーリエ・ジャポン』。
村上春樹さんとなじみの深い、講談社さんからの出版であります♪


この雑誌、なんと本日11月17日、創刊。
村上春樹ネタのため購入した雑誌ではありますが、これはなかなか面白い雑誌。

なんでも、世界1000メディア(←すごいっ!)から発信されるニュースを厳選してるそうです。

この雑誌のキャッチフレーズ、これがまたいいんです。
    ↓↓
「 アメリカだけが、世界でしょうか?」

世界には191の国がありますが。
日本は、アメリカからの情報がどうしても多くなってますよね。

そんな今日、このような雑誌を読んで“複眼思考”を身に付けると、世界を広くみるきっかけにもなるのではないでしょうか?

※ 関連記事  Fujisann.co.jp(雑誌のオンライン書店)


実は、金さるは政治学科(国際政治)の出身……全然、勉強はしなかったけど (^^ゞ
だから、こういう国際的な視野に立てる雑誌って、大好きなんです。
久々に血が沸き立つ雑誌に出会えました。


詳しくは、こちらのクーリエ・ジャポンのサイトを、ずみずみまでご覧あれ!
※ 編集長さまのブログ、気合入っていて必見です。


それにしても、世界1000メディアの中から、村上春樹インタビューが選ばれるとは。
講談社さんの雑誌とはいえ、村上春樹さん。
やっぱり世界でも注目されているんですね。

あなたも、ぜひぜひこの雑誌を手にしてみてくださいな!
ファミリーマートでも、売ってましたよ。



というわけで、最後は恒例の宿題です。


【 宿題ざます! 】



『クーリエ・ジャポン』の村上春樹インタビュー。
N.Yタイムズ以外にも、3つの国のメディアからの記事が掲載されています。
その国はどこか? 考えてみよう!

  
さあ、宿題忘れずに。
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村上春樹作品を読んで、聞きたくなるCD Vol.3(ビーチ・ボーイズ)

金さるでございます。

村上作品を読んで、聴きたくなるCDの特集。
第3回目は、ビーチボーイズであります。

村上春樹といえば、ビーチボーイズと言っても過言でないミュージシャンですが……
金さるはいままでロクに聴いたことなかったんですね。

はい、エセ村上春樹ファンであります (^^ゞ

そんなわけで、今回はビーチ・ボーイズも借りてみようと思いました♪

どーせなら村上さんがライナーノーツを書いている、
『カリフォルニア・フィーリング』を借りよたかったんだけど。。



在庫なしだか、レンタル中。
えー、いいですよ。
村上ライナーが読めるんなら、いつか買っちゃいますから(笑)。

というわけど、今回借りてきたのはこのアルバム。

なんでこれにしたかというと、『ダンス・ダンス・ダンス』が入っていたから!

でも、村上春樹さんの小説はビーチボーイズの曲ではなく、
ザ・テルズの『ダンス・ダンス・ダンス』のようですが。。
(当ブログ3月16日参照)

ま、これがきっかけで聴いてみたビーチ・ボーイズ。
なかなか、よかとです♪

今日が夏だったら、もっと雰囲気出てるんですけどね。
でも、村上さんがビーチボーイズを好きな理由。
うまく言葉にできないんだけど、聴いてみるとわかる気がするな~。

というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



あなたが好きなビーチボーイズの曲は何か?
考えてみよう。
まだ聴いてない人は、この機会に聴いてみよう♪

  
さあ、宿題忘れずに。
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村上春樹作品を読んで、聞きたくなるCD Vol.2(ビリー・ジョエル)

金さるでございます。

TUTAYAで半額キャンペーンをやってるので。
村上作品を読んで、聴きたくなるCDの特集をしています。

今日は、第2回目。
こんなCDを借りてみました。

『ノルウェイの森』を思い出して……
そう、冒頭に出てくる有名な方のCDです。

では先に、『ノルウェイの森』の冒頭の箇所をご覧ください。

僕がドイツに着いたとき、流れてくる音楽に混乱している僕。
そんな僕に対しての、スチュワーデスの会話から始まります。

「本当に大丈夫?」

「大丈夫です、ありがとう」と僕は言った。

スチュワーデスはにっこりを笑って行ってしまい、音楽はビリー・ジョエルの曲に変わった。

僕は顔を上げて北海の上空に浮かんだ暗い雲を眺め、自分がこれまでの人生の過程で失ってきた多くのもののことを考えた。

失われた時間、死にあるいは去っていった人々、もう戻ることのない想い。

   村上春樹 『ノルウェイの森 上』
    講談社 より引用


はい、ビリー・ジョエルですね。

『ノルウェイの森』のなかでは、曲名は出ていないので。。
『ビリー・ザ・ベスト』でも借りようと思ったんですが。

直感で選んだのは、このCD。
『ピアノ・マン』



やっぱ、ビリー・ジョエルといえば“ピアノ”ですよね♪
って、まともに知ってる曲は『オネスティ』くらいの金さるがのたまわってますが(^^ゞ

ま、いまはこのCDを聴きながら書いてます。

それにしても、飛行機の中で流れていた曲。
一体、どんな曲だったんでしょうね?

というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



『ノルウェイの森』の飛行機で流れていた、ビリー・ジョエルの曲。
あなたの頭の中では、どの曲が流れていますか?
教えてください。

  
さあ、宿題忘れずに。
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村上春樹作品を読んで、聞きたくなるCD Vol.1(バート・バカラック)

金さるでございます。

TUTAYAで半額セールを開催してるので……
普段なかなか借りる機会のない、村上作品に関係のあるCDを借りてみようと思いました!

なんせ、半額ですからね。。

というわけで、第1段。
前から気になっていた、このお方のCD。

そう、ムード溢れる音楽をたくさん作ったバート・バカラックです。

そしてバート・バカラックといえば、やはりタイトルにもなったこの作品ですね。

我々はコーヒーを飲んでしまうと、バート・バカラックのレコードを聴きながら身の上話をした。

とはいっても僕には身の上話というほどのものはないから、ほとんど彼女がしゃべった。

学生時代は作家になりたかったの、と彼女は言った。


  村上春樹 『 バート・バカラックはお好き? 』 
   (講談社文庫 『カンガルー日和』に収録) より引用


ペン・ソサエティーとは、なんてレトロな響き♪

ここで手紙の添削のバイトをしていた主人公の僕(男性、学生)と、
その指導を受けいた既婚の女性が一回だけ会うおはなしです。

このとき、二人はどんな曲を聴いていたんでしょうね?


ちなみに、金さるが借りてきたのはベスト版。
ベスト版だけでも、結構あるみたいです。



でも、知ってる曲は、
・雨にぬれても (RAINDROPS KEEP FALLIN' ON MY HEAD)
 → 映画、『明日に向かって撃て』の主題歌
・遥かなる影 (CLOSE TO YOU)
 → カーペンターズが歌ってます
とこのくらいだけでした。

もっと、いい曲を作ってるはずなんだけど。。
これは、再チェックですね。


というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



『ノルウェイの森』にも、バート・バカラックの曲は出てたのかな?
調べてみよう!

  
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村上作品に出てくる、読書する人々 ( 僕と鼠) VOL.10

金さるでございます。

村上作品に出てくる、読書する人々を最近特集しています。

今日はデビュー作、『風の歌を聴け』からの読書シーンをご紹介。

読書する人ではなく、“読書はしない”鼠と僕の会話。

では、どうぞ♪


鼠はおそろしく本を読まない。

彼がスポーツ新聞とダイレクト・メール以外の活字を読んでいるところにお目にかかったことはない。

僕が時折時間潰しに読んでいる本を、彼はいつもまるで蝿が蝿叩きを眺めるように物珍しそうにのぞきこんだ。

「何故本なんて読む?」

「何故ビールなんて飲む?」


  『風の歌を聴け』  村上春樹 
    講談社文庫より引用


「最近は読書する人が減っている」、なんて話をよく耳にしますが。。

昔も今も、「本を読む人は読む、読まない人は読まない」のかもしれません。

そんな鼠も、読書が好きな僕に影響されるのかどうか……

この続きは、また後日!

というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



蝿たたきは一体いくらするのか?
調べてみよう!

  
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村上作品に出てくる、読書する人々 ( トルストイやドストエフスキーを読む、かえるくん) VOL.9

金さるでございます。

村上作品に出てくる読書する人を、シリーズで特集しています。
でも、今日は人ではなく、かえるくん。

しかも、ロシア文学を読むかえるくんです♪

では、早速その箇所を読んでみましょう。

片桐は眠りの厚い衣に包まれたかえるくんの姿を、長いあいだ眺めていた。

病院を出たら、『アンナ・カレーニナ』と『白夜』を買って読んでみようと片桐は思った。

そして、それらの文学について、かえるくんと心ゆくまで語り合うのだ。

『かえるくん、東京を救う』
 (神の子どもたちはみな踊る)
   村上春樹/新潮社 より引用


このかえるくん、とっても文学が好きなかえるくんです。
片桐さんが『アンナ・カレーニナ』を読んでないと知ると、残念そうな顔もするんです。

それよりすごいのは、東京を地震から守るためみみずくんと闘うこと。
冒頭は、そんな闘いが終わったあとのシーンです。
といっても、かえるくんとみみずくんの闘いは夢の世界のようにぼやけているんですけどね……

金さるも『アンナ・カレーニナ』を読んで、こころゆくまでかえるくんと語り合いたい!
素直にそう思っちゃうシーンです。

でも、まだ読んでないけど (^^ゞ

というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



文学について、こころゆくまで語り合う……
誰かとしてみませんか?

  
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村上作品に出てくる、読書する人々 (ノルウェイの森とグレート・ギャツビー) VOL.8

金さるでございます。

村上作品に出てくる、読書関係ネタ。
もうしばらく、続けさせてください m(__)m

今日も大好きな『ノルウェイの森』から。
主人公のワタナベくんが、『グレート・ギャツビー』について語るシーン。

このブログでも、過去に登場した名場面です。

では、どうぞ。


十八歳の年の僕にとって最高の書物はジョン・アップダイクの『ケンタウロス』だったが何度か読みかえすうちにそれは少しずつ最初の輝きを失って、フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』にベスト・ワンの地位をゆずりわたすことになった。

そして『グレート・ギャツビー』はその後ずっと僕にとっては最高の小説でありつづけた。

僕は気が向くと書棚から『グレート・ギャツビー』をとりだし、出鱈目にページを開き、その部分をひとしきり読むことを習慣にしていたが、ただの一度も失望させられることはなかった。

一ページとしてつまらないページはなかった。

なんて素晴らしいんだろうと僕は思った。

そして人々にその素晴らしさを伝えたいと思った。

村上春樹 『 ノルウェイの森 上 』
  講談社 より引用

昨日の箇所は、目を閉じて本の香りを胸に吸い込んで……
今日の箇所は、素敵な小説を伝えたいと思った。

このシーンを読んで、金さるもこう思ったわけです。

「ノルウェイの森は、なんて素晴らしい小説なんだ」
そして、この素晴らしさを伝えようと思ったわけで (^^ゞ

それにしても、『グレート・ギャツビー』に対しての想いが、『ノルウェイの森』を書いた村上さんの想いとかさなるなら?
「この素晴らしさを伝えたい」と思ったことは、大成功したわけですね。

だって、村上作品からフィッツジェラルドを読んだ人、かなりいるはずですから。

そう、もちろん金さるもそのなかの一人ですよ。

あなたは『グレートギャツビー』、いかがでしたか?

というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



ジョン・アップダイクの『ケンタウロス』。
読んだ人も読んでない人も……読んでみませんか?

  
さあ、宿題忘れずに。
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村上作品に出てくる、読書する人々 (ノルウェイの森の僕の読書) VOL.7

金さるでございます。

読書の秋にちなんだ、村上作品に出てくる読書シーンの特集。
冬になるまで、まだまだ続きますよ♪


今日は、金さるにとって最も大好きな『ノルウェイの森』から。
僕(ワタナベ)が語る、「好きな本を読む」ということについて。

1968年の学生として、語ってます。
では、どうぞ。

僕はよく本を読んだが、沢山本を読むという種類の読書家ではなく、 気に入った本を何度も読み返すことを好んだ。


僕が当時好きだったのはトルーマン・カポーティ、ジョン・アップダイク、スコット・フィッツジェラルド、レイモンド・チャンドラーといった作家たちだったが、クラスでも寮でもそういうタイプの小説を好んで読む人間は一人も見あたらなかった。

彼らが読むのは高橋和己や大江健三郎や三島由紀夫、あるいは現代のフランスの作家の小説が多かった。

だから当然話もかみあわなかったし、僕は一人で黙々と本を読み続けることになった。

そして本を何度も読みかえし、 ときどき目を閉じて本の香りを胸に吸いこんだ。

その本の香りをかぎ、ページに手を触れているだけで、僕は幸せな気持ちになることができた。

村上春樹 『 ノルウェイの森 上 』
  講談社 より引用


それにしても、目を閉じて本の香りを胸に吸い込んだ……
素敵なことですね!

ページに手を触れているだけで幸せというのも、読書家の特徴ですね。
本さえあれば、他のものはそんなに気にならない。。

ここまで読まれれば、本もきっと本望ですよ。

この箇所は、実際の村上春樹さんとダブる気もするんですが。。
どうだったんでしょうかね?

というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



例えば小学校1年生の頃、ボロボロになるまで読んだ本ってあるかどうか?
思い出してみよう!

  
さあ、宿題忘れずに。
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村上作品に出てくる、読書する人々 (甲村記念図書館) VOL.6

金さるでございます。

今日も明日も、読書の秋にちなんだ、村上作品に出てくる読書シーンの特集。
けふは、図書館について。

そう、こんな図書館があったらいいな……「甲村記念図書館」です。

『海辺のカフカ』で、カフカ少年が甲村記念図書館について語る箇所。
早速、見てみてみましょう。

高松市の郊外に、旧家のお金持ちが自宅の書庫を改装してつくった私立図書館がある。

珍しい蔵書もそろっているし、建物も庭も一見の価値があるということだった。

その図書館を雑誌『太陽』の写真で見たことがある。

古い大きな日本家屋で、応接室のような優雅な閲覧室があり、ゆったりとしたソファに座って人々が本を読んでいた。

その写真を見たとき、僕は不思議なほど強く心をひかれた。

そしていつかもし機会があったらぜひこの図書館を訪ねてみようと思った。

「甲村記念図書館」というのが図書館の名前だった。


  村上春樹 『 海辺のカフカ 上 』
   新潮文庫 より引用



なるほど。
雑誌の図書館特集と来ましたか!

雑誌の図書館特集って、見たことないけど。。
思わず行きたくなるような、特集記事だったんでしょう。

そんな図書館特集をしている雑誌、一度は見てみたいですよね。
あなたはそんな雑誌、見たことありますか?


というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



図書館特集をしている雑誌……
あるかどうか、調べてみよう。

  
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村上作品に出てくる、読書する人々 (図書館の返却スタンプ) VOL.5

金さるでございます。

読書の秋にちなんだ、村上作品に出てくる読書シーンの特集。
昨日の貸出しカードに続いて、今日は「返却スタンプ」」について。

今年に発売された、『ふしぎな図書館』からご紹介します。
以下、本を返却するところから始まります。

彼女は本の表紙をめくって、貸しだし期限を調べた。

もちろん期限内だ。

ぼくは日にちや時間の約束はきちんとまもる。

母にいつもそうするように言われているからだ。

(中略)

彼女は貸しだしカードに「返却」のスタンプをいきおいよく押し、それからまた読書にとりかかった。

村上春樹・佐々木マキ
  『ふしぎな図書館』 講談社
    より引用



おー、ここにもあったか……返却スタンプが!
と、嬉しくなっちゃいます(^^♪

この作品は、昔に書いた『図書館奇憚』を、最近書き直したものです。
でも、スタンプの部分は残していたんですね。

パソコンでピッとやってくれるのは、便利ですけど。。
こういう風にスタンプを押してくれるのも、図書館らしくていいですよね♪

というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



大きな図書館に行って、返却スタンプが残っている昔の本。
まだあるかどうか、調べてみよう。

  
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村上作品に出てくる、読書する人々 (図書館の貸出しカード) VOL.4

金さるでございます。

読書の秋にちなんだ、村上作品に出てくる読書シーンの特集。
今日は、『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』より。

図書館の貸出しカードについてです。
「何それ?」という方も多いかもしれませんが。。

早速、見てみてみましょう。

図書館も昔に比べれば変わったものだ。

貸し出しカードが袋に入って本のうしろについていた時代が夢のようだ。

私は子供の頃貸出しカードが袋に並んだスタンプの日付けを見るのが大好きだったのだ。

村上春樹
 『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーワンド 上』
  新潮文庫 より引用


これ、今の高校生くらいの年代の方には、何のことかわからないかも。。

金さるが小学生のときなんか、貸出しカードってありましたよ♪

今みたいに貸出し方法は、パソコンで管理されてなくて。
本の裏に小袋があって、そのなかにカードが入ってます。
そこに、スタンプを押すんですよね。

人気がある本は、スタンプがいっぱい。
誰も読まない本は、カードが真っ白。

この真っ白なカードにスタンプを押すのが、秘かな楽しみにもなるんです。

これはあくまで作品の中の記述ですが。
きっと、村上さんもこんな趣味があったに違いない。

うん、そう思いません?


というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



未だに貸出しカードで貸している図書館は、実在するか?
調べてみませう。。
(推定確率、0.2%)

  
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村上作品に出てくる、読書する人々 (哺乳類の頭蓋骨) VOL.3

金さるでございます。

読書の秋にちなんだ、村上作品に出てくる読書シーンの特集。
昨日まで書いてきた『眠り』も続けますが。。

今日は、『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』より。
読書をするというか、調べるシーンをご紹介します。


それから近所の図書館まで行き、リファレンスのデスクに座った髪の長いやせた女の子に「哺乳類の頭蓋骨に関する資料はあるでしょうか?」とたずねてみた。

彼女は文庫本を読みふけっていたが、顔をあげて私を見た。

「失礼?」と彼女は言った。

「哺乳類の/頭蓋骨に関する/資料」と私はきちんと文節を切って繰り返した。

「ほにゅうるいのずがいこつ」と唄でも唄うように女の子は言った。

そういう風に言うと、まるで詩の題みたいに聞こえた。

村上春樹
 『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーワンド 上』
  新潮文庫 より引用


読書といえば、買うか借りるか。
金さるは購入派ですが、図書館に行かないわけではありません。
図書館でしか読めない本も多いですから♪

さて、上の箇所は、主人公の私と図書館の女性が初めて会ったシーンです。

図書館の受付って文庫本を読んでいても、オーケーのような気もしますが。。
実際に読んでる人って、いたっけな?

でも、文庫本を読みふけっているときに、
「ほにゅうるいのずがいこつは?」なんて尋ねられると、ビックリしそうですね。

でも、図書館なら、こんなこと日常茶飯事なのかな?


というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



「ほにゅうるい、ずがいこつ」で……
ネット検索や図書館にどんな本があるか?
調べてみませう。

  
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村上作品に出てくる、読書する人々 VOL.2

金さるでございます。
読書の秋、本は読んでますか~?

昨日は『眠り』から、眠れぬ夜に『アンナ・カレーニナ』を読む女性のお話しでした。
今日も、同じ作品の同じ主人公のお話しです。

この女性が語る、昔の読書についての思い出です。
眠くなるまでの1冊に『アンナ・カレーニナ』を選ぶくらいですから。。

どんな読書スタイルだったんでしょうね?

では、見てみてみましょう~。

子供の頃からずっと、本を読むことは私の生活の中心だったからだ。

私は小学生のときから図書館中の本を読み漁ってきたし、お小遣いはほとんど全部本代に消えた。

私は食事を削って、そのお金で自分の読みたい本を買って読んだ。

中学でも高校でも、私くらい本を読む人間はいなかった。

村上春樹 『TVピープル』(文春文庫)のなかの
    『眠り』 より引用

むむ、やっぱり。
子どもの頃から本が大好きで、バリバリ本を読んでいたんですね。

食事を削って、本を読むなんて……
『ノルウェイの森』の緑のたまご焼きを連想してしまいますよ。

それにしても、こういう人の本棚ってどうなっているんでしょうね?
本が捨てられない金さるにとって、知りたいことのひとつです。

というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



中学、高校時代で一番本を読んでいた友達は誰だ!?
思い出してみませう。。

  
さあ、宿題忘れずに。
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村上作品に出てくる、読書する人々 VOL.1

金さるでございます。

読書の秋に関係した、村上作品に出てくる読書ネタ特集。
今日は、今までと違う作品をご紹介します。

さて、どんなシーンがでてくるか……

では、見てみてみましょう。


まったく眠くない。

やれやれ、と私は思った。
本当に眠くないのだ。

眠くなるまで本でも読んでみようと私は思った。

私は寝室に行って、本棚から小説を一冊選んだ。

明かりをつけて捜したのだが、夫はぴくりとも動かなかった。

私が選んだのは『アンナ・カレーニナ』だった。

私はとにかく長いロシアの小説が読みたかった。

  村上春樹 『TVピープル』(文春文庫)のなかの
    『眠り』 より引用


この女性、特殊なできごとが起きてから、眠れなくなってしまいます。
そんな眠くならないときに、選んだのがロシアの長い小説。



金さるが読んだら、一発で眠れそうな気もします。

でも、無性に特定の何かを読みたいときって、ありませんか?
無性に『ノルウェイの森』が読みたいとか。。

それは、金さるのことですね(^^ゞ

というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



眠れないときに、読んでみたい本は何か?
一冊、選んでみよう。

  
さあ、宿題忘れずに。
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村上作品に出てくる、「読書の好み」について VOL.3

金さるでございます。

読書の秋」に関係した、村上作品に出てくる読書ネタ特集。
今日も、『国境の南、太陽の西』からの内容です。

昨日は主人公(ハジメくん)の、最近の読書の嗜好について書きました。
今日は、それに応える島本さんの読書について。

では、ハジメくんの会話からスタートします。



「君はまだよく本を読んでる?」

「 ええ、いつも読んでるわよ。新しいのも古いのも。
 小説も、小説じゃないのも。

 つまらないのも、つまらなくないのも。

 あなたとは逆に、私はきっとただ本を読んで時間を潰していくのが好 きなのね。」

 村上春樹 『国境の南、太陽の西』
  講談社文庫 より引用



基本的には、金さるも島本さんの読書スタイルと同じです。
ただ、最近は、昨日書いたとおり本を選んでますが。。

でも、本を読むのは理屈ではないんですよね。
本を選ぶ・選ばないの違いはあれ、基本は「読みたい本を読む」。

これが基本です。

島本さんの語る、「時間を潰す」。
これは、電車のなかでは特にそうですね。
手ぶらで電車に乗ると、妙に違和感があります。

でも、電車で寝ちゃうことも多いんですけどね。。

さてさて、あなたは無駄な本は読まないタイプですか?
それとも、時間を潰すタイプ?


というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



今月は、自分の読書スタイルと反対のものを試してみる!
チャレンジしてみませんか?

  
さあ、宿題忘れずに。
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村上作品に出てくる、「読書の好み」について VOL.2

金さるでございます。

昨日から突然始まった、「読書の秋」に関係した、
村上作品に出てくる読書ネタ特集。
今日も、『国境の南、太陽の西』からの内容です。

昨日の箇所からの、続きの会話をご紹介します。
主人公(ハジメくん)が、今は「19世紀の小説」しか読まないと言ってました。
今日はその続き。
島本さんの会話から、始まります。



「どうして新しいものを読まないの?」

「たぶん、がっかりするのが嫌だからだろうね。

つまらない本を読むと、時間を無駄に費やしてしまったような気がするんだ。
そしてすごくがっかりする。昔はそうじゃなかった。

時間はいっぱいあったし、つまらないものを読んだなと思っても、そこから何かしら得るものはあったような気がする。それなりにね。

でも今は違う。
ただ単に時間を損したと思うだけだよ。

年をとったということかもしれない。」


 村上春樹 『国境の南、太陽の西』
  講談社文庫 より引用



妙にこの言葉、納得してしまう金さるです。
基本的に、手にした本は全て何かの意味があると思ってるので、損をしたということはないんですけど。。
でも、どうせ読むなら、よりよい本を読みたいな~と最近は思ってます。

というのも、次から次へと読みたい本が増えていくから。
それに、人生で読める本なんて、限られてますからね。

でもでも、あまり「良い・つまらない」にはこだわり過ぎないようにもしています。
作品の良さって、何年か経ってからわかることもありますからね。

あなたの読書スタイル、どうですか?

というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


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時間を損した読書って、どれくらいありますか?
考えてみましょう!

  
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村上作品に出てくる、「読書の好み」について VOL.1

読書の秋ですから♪
村上作品で、本について語る箇所を書いてみます。


今日は、『国境の南 太陽の西』にて。
主人公が、最近読む本について語るシーンをご紹介します。

島本さんとの会話で、いま、「歴史の本を読んでいる」と
主人公が語る箇所からの続き。

「もう小説は読まないの」


「小説も読むよ。でも昔ほど沢山は読まないし、新しい小説のことは何も知らない。

読んでいるのは古い小説ばかりだよ。ほとんどが十九世紀の小説だね。

それも昔読んだものを読み返すことが多いな」


 村上春樹 『国境の南 太陽の西』

  講談社文庫 より引用


本を読むときの好みや傾向というものは、年齢を重ねると変化していくものですね。


新刊をめちゃくちゃ読み漁りたい!
外国の小説を、まったりと読みたい
ビジネス書を読んで、自分を向上したい!!
哲学書を読んで、自分と対話をする。

その時期によって、集中して読む本が、きっとあると思います。
 
最近の金さるは、小説よりはビジネス書を多く読んでます。
しかも、株や経済関係(笑)
儲けますよ!(笑) マジで……

というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。


【 宿題ざます! 】



あなたが昔読んでいた作品は何ですか?
一冊思い出して、3日以内に読み始めましょう!

  
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