『春樹をめぐる冒険―世界は村上文学をどう読むか』 ~第1回 リチャード・パワーズ~
どーも、金さるでございます。
さてさて、そろそろ「村上春樹シンポジウム」のことを、
まとめて書かなくてはっ!
何しろ、3月25日のお話しですからね。
というわけで、行ってみます。
あ、その前に全然関係ない話ですが。。
東京大学に入ったのは、この日が最初 (^^ゞ
赤門ではなく、駒場キャンパスでしたけどね。。
さて、本題。
3月25日のシンポジウムに戻りましょう。
この日は、リチャード・パワーズさんの講演からスタート。
いきなり、楽しみな話題ですね。
題名がなんてったって、すごいですよ、よ。
↓↓
「ハルキ・ムラカミ-世界共有-自己鏡像化-地下活用-
ニューロサイエンス流-魂シェアリング計画 」
このタイトルだけで、パワーズさんがどんなお方か。
そして、どんなお話しをしたのかが、わかるようなわからないような……
そんな摩訶不思議な言葉が並んでます。
で、パワーズさんのお話しは、今度書籍(『新潮』だったかな)で
確認できるそうなので、ここでは書きません。
というか、同時通訳だったので……
思ったより、メモできなかったわけですよ。
(マシンガンのように、和訳が続きます)
その代わり、柴田教授が冒頭におっしゃってたお話しを、
みなさんにシェアしましょう。
「ムラカミとパワーズ。3つの共通点」について、お話しされました。
まず最初に、2つの物語を交互に語ることに長けている。
→現実と幻想、大きな歴史と個人などですが、
立体的な作品になるそうです。
次に、ユーモア精神に富んでいる。
→村上さんは、「雨に打たれた猿」などの表現でわかりますが、
パワーズ氏も言語遊戯がすごいとのこと。
「世界を新しい眼でみることを、助けてくれる」、とおっしゃってます。
最後に、物語の力を信じている。
→自分が何者か、何者でないかを知る。
そして二人ともソウル・ウオーミングな話を書くとも。。
でも、最後にちょびっとだけ。
パワーズさんは、村上作品の面白さをこんな言葉で表現していました。
↓↓
人情的リアリズムと地下の幻影
詳しくは、今度発売の書籍で確認してみてください。
では、次回は翻訳者のお話しに続きます。
というわけで、最後は恒例の宿題ですよ。
【 宿題ざます! 】
作家がサインするときには、何かひとこと入れてくださいますが。。
リチャードさんは、金さるにどんな言葉を書いて下さったか?
想像してみてましょう!
(答えは、このページの一番下に)
このイラストは、人気イラストレーターで村上春樹ファン歴も長い、
若泉さな絵さんに描いていただきました。
さあ、宿題忘れずに。
宿題について、コメント・トラックバックも大歓迎です m(__)m
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★ 宿題の答え
For kin-saru (注 実際は、金さるの本名ですよ)
All good luck in everything you do.
Richard Powers


Comments
あっ!!出しましたね、金さるさん
さすが、上手にまとめてくださいました。
パワーズさんの講演は明後日発売の「新潮」に掲載とおっしゃっていた気がしますよ。
パワーズさん、興味深い方ですよね。
彼の著作「ガラティア2.2」(科学者が開発している人工頭脳に英米文学の修士卒業程度の文学的素養を付けさせようという課題に取り組む小説家の物語)が面白そうなので次に読んでみようかなあと思っています。
翻訳は柴田先生ではないですが…
金さるさん、読みましたか?
Posted by: acorn | April 06, 2006 at 10:22 PM
ご返信が遅れて、すみません m(__)m
土曜日からココログで障害が発生していた
ようで、コメントが送れませんでした。
「新潮」、早く買わないと!
acornさんは、買われました?
「ガラティア2.2」は、
買ったけどまだ読んでないんです。
シンポジウムまでには、読みたかったんですけどね。ちなみに、英語だと少し薄くて、分量的に読みやすそうでした♪
Posted by: acornさまへ 金の猿(金さる) | April 11, 2006 at 09:41 PM
『新潮』家の近所の書店を3軒くらい探したのにないのです。
結局、新宿の大きな本屋でやっとみつけましたよ。
私は今まで、村上作品の書評とか研究書を読んでこなかったので他は知らないけれど、
こういう角度からの分析って、面白いなあと思いました。
脳科学って、自分達のありように直結しているだけに興味が沸きますよね。
『ガラテイア2.2』は注文したのですが、「メーカーの発送待ち」状態が続いておりま~す。(英語だと、言語的に読みにくいわ)
村上春樹を起点として、楽しみがどんどん増えてしまうね。
Posted by: acorn | April 12, 2006 at 10:18 PM
先週半ばにコメント入れたんですけど、消えてしまって!
金さるさん、柴田教授のお話をシェアしてくれてありがとうございました。
パワーズさんの著書は読んだことないけれどそういう共通点があるんですね、ふ〜ん。
新潮もまだ読んでいないし、「ガラテイア2,2」という作品のことも初めて知りました。人工頭脳と聞くとやっぱり「世界の終り〜」。主人公が「読むといいよ」といっていたカラマーゾフ、初めて読んでるんですけれど、面白い〜。でも、なかなかページが減らなくてなんか本に仕掛けでもあるんじゃないかって思いました。
Posted by: akiko | April 12, 2006 at 11:11 PM
『新潮』、金さるも購入しました。
大型書店じゃないと、置いてないですね。
それにしても、パワーズさんの文章。
あれはやはり、メモ取れないですよね。
いま読み返しても、難しかったです。
>村上春樹を起点として
そうですよね。
翻訳作品とか、いろいろと!
Posted by: acornさまへ 金の猿(金さる) | April 15, 2006 at 07:27 AM
『新潮』という雑誌に、パワーズさんが講演会で話した内容の完全版が掲載されてます。
訳は、なんと柴田教授。
興味がありましたら、図書館ででも見つけてみてください。
『カラマーゾフ』、ページが減らないのわかる気がします。
外国の作品は、登場人物が混乱してしまう金さるです。
Posted by: akikoさまへ 金の猿(金さる) | April 15, 2006 at 07:30 AM
興味がありましたらなんて・・・。もちろん図書館に行くに決まってますよ。金さるさんやacornさんが聴いた講義なんですから!そして今日行ってみたら連休でした。
がっかり。明後日行けるかも。
なんと言っても末っ子が幼稚園に今週から行っているので
身軽に動ける、自由〜!!
金さるさん、春樹さんにメール出されました?
私はお返事もらって以降、何通かおくりましたよ。
Posted by: akiko | April 18, 2006 at 02:45 PM
なるほど。
幼稚園に行かれると、
時間に余裕がありますよね。
そして、たくさん本も読める。。
新潮ご覧頂くとわかりますが。
あの文章で読んでも難しいものを、
同時通訳で聴いていたので。
メモは本当にとれなかったです。
メールは、1通出しました。
本名で、業務連絡的なものを。
返事は頂けませんでしたが、
折角の機会なんでまた送ろうっと。
Posted by: akikoさまへ 金の猿(金さる) | April 21, 2006 at 06:41 AM